スマートカバーで室内への漏水を阻止しました!!
〈施工前〉
『台風の時に雨が室内に入ってくるんです・・』
お電話をいただいた時、??という感じでした
とにかく現地調査です
写真では小さくてわかりませんが、下の両隅に漏水あとのシミが残っていました
スマートカバーの取扱説明書には
『漏水跡が確認された場合は、取付前に修復すること』と書いてあります
責任重大だ・・・・と思いながらも修復すれば、施工は可能だということです
早速どの箇所から漏水するのか調査です・・・が、意外と早くみつかりました
サッシの縦枠と下枠の接合部にあるゴムシーラーの劣化で隙間が(とても細いですが)
ありました
これを埋めれば漏水は止められます!!
〈施工後〉
施工中の写真はないですが、まず変性シリコンで隙間を埋めます
プライマーという接着剤を、接合部分に刷毛で塗っていきます
塗る箇所は両隅、雨がたまる接合部分すべてで、幅約5cmです
レールなどの干渉部分は下枠に穴が開かないように、全て取り除いていますから丁寧に隅々まで塗れます
プライマーが乾けば、シリコンを打っていきます
縦枠と下枠に対して45度になるように、ピンホールが開かないように、丁寧にゆっくりとヘラで押さえていきます
作業終了後は、丸一日乾燥させるため、二日後にシリコンのチェックです!
〈施工後〉
一日乾燥したシリコンをつまんで上に引っ張ってみます
ぎゅ~~ぶちっ!・・・途中でちぎれて、アルミからは剥離しません
すごいプライマーの威力です!!!
あとはスマートカバーの施工で、漏水を3段階で阻止できます
① 既存枠のシリコン (スマートカバー施工後は中に隠れてしまい、紫外線や雨、風での劣化は皆無です)
② スマートカバージョイント枠のゴムシーラー
③ 新設枠のゴムシーラー
漏水も阻止できて、窓の性能もあがったスマートカバーに新しい活用方法が見つかりました
漏水でお困りの方は、お気軽にご相談ください
注意! 但し今回のようにサッシ下枠からの漏水のみのスマートカバー対応しかできません
窓上からの漏水は、外壁や、サッシ上枠からの漏水が考えられますので
外壁を撤去してからの枠ごとサッシ交換や、外壁の補修の可能性が非常に高いです
S様ご採用ありがとうございました