明石市 Y様邸
(施工前)
8月ごろに相談を受けました
車庫に乗った泥水が隣家に流れていって苦情が出ているからどうにかなりませんか?
以前車庫の土間セメントと外構をさせていただいたお客様です
現地に伺うと・・・なるほど砂利を敷いているので細かな砂が雨で流れて出ている様子でした
2つご提案です
① 車庫に屋根をつけて雨水を砂と混ざって流れないようにする
② 土間セメントの面積を広くする
少し時間を掛けて、いただいた答えが①と②どちらもして欲しいとのことでした
まず②の工事を終えていよいよ屋根工事の始まりです♪
(施工中①)
まずは現地測量です
測量といってもメジャーで測っただけですけど・・・・・
でもこれが一番大事!屋根の正確な原寸を割り出して部材の長さを決め、作業場で書き込んでいきます
それで屋根の前側の部材の位置・高さ・長さを決めて取り付けた写真です
なぜこんなことをしているかというと、屋根の出幅が右と左で違うからです
向かって左側は奥行3.8m、右側は2.6m、出来上がりが家に対して斜めになるんです
斜めになるとY様の屋根の場合、右側が高くなるので、高さもじっくり計算しています
柱の数も目隠しパネルを取付するので多いです、この横幅ですと通常3本です
(施工中②)
次に奥行のアルミ部材を取り付けていきます
ここで測量の成果が出てきます
屋根の先が斜めなので、奥行部材も一本づつ長さを合わせてカットしていきます
しかも少しづつ長さが短くなっていくので、一本、一本集中していないと、部材のとり直しなどで工事期間が伸びてしまいます
(施工中②’)
別アングルの写真です
奥へ行くほど狭くなっていくのがわかるかと思います
部材のピッチも出幅が長いので通常の半分のピッチになっています
これで強風が吹いても屋根が飛びにくくなっています
ちなみに風速36mまでは大丈夫です
(施工後)
骨組みができるとあとは屋根を張っていくだけです
屋根も一枚、一枚測量して切り、取り付けてきます
あと走行中の車に空き缶を投げ入れられるそうなので目隠しパネルを取り付けました
これで雨の吹き込みはもちろん空き缶も防げます
この前面パネルも斜めに切って角度を合わせています
(施工後)
正面から見ると前面パネルの斜め具合がわかるかもしれません
以前からついているフェンスとよく合ってきれいですね
(施工後)
内側からの写真です
ほどよく目隠し、あと熱戦遮断ポリカ板で車も熱くならず、西日対策にもなりますね
取付後すごく喜んでいただけて、店長も肩の荷が降りました
考えてした仕事ほどうまく納まるとうれしいです♪
Y様ご採用ありがとうございます
この後サイクルポートも工事させていただきました